古建築においては、平城京の頃から造営省や造寺司の設置により建築工事が発展しました。 平安京が造営された京都には、優れた建築技術者集団が育成され、 遣唐使の廃止に伴い唐から伝えられた建築様式が日本的に発達しました。 平安時代には寝殿造の住宅が建てられています。 鎌倉時代には、大陸から禅宗様建築が伝わるとともに、京都の建築技術が全国に広まりました。 室町時代になると茶室に始まる数寄屋建築が発達しました。 江戸時代には繊細さを旨とする書院造りとなり、桂離宮、曼殊院書院、西本願寺黒書院などが建立されました。 また、江戸初期頃からは木割りの固定化が進み、町家などの住宅建築も大きく発達することになりました。